東音会とは‎ > ‎

会長挨拶

 長唄東音会を多くの方に知って頂き、演奏会にお越し頂く事を願ってホームページを開設しています。

「東音会」とはどんな演奏団体なのか。そしてどんな演奏活動をしているのか、をご理解頂く為には、東音会結成の経緯をご説明しなければなりません。

 東京藝術大学音楽学部(前身は東京音楽学校)邦楽科長唄専攻の学生は、プロを目指して入学するわけですが、洋楽と違い卒業しても本名ではプロとして活動しにくいのが実状です。

 そこで芸術院会員で芸大教授の故山田抄太郎先生の提唱で1957年、芸大教官と卒業生を中心とした演奏団体「長唄東音会」が結成されました。


 山田先生を会長に僅か10名の同人でしたが同年九月一八日、第一生命ホールに於いて開催された第一回「東音会」は「実力者揃いの素晴らしい演奏…」と各界から絶賛され現在の東音会の礎となりました。

 現在の東音会の同人数は男子部、女子部合わせて128名、準同人は36名です。同人は同人たる高度な技量が要求される為、芸大卒業後も研修所で所定の研修を修得した後、理事会の審査を経て東音会同人として迎えています。

 東音会の活動は東京での本公演をはじめ地方公演、創作の会、学校巡回、NHKの放送出演、長唄協会演奏会、又個人的には門弟の指導、カルチャー講師、歌舞伎座出演、海外公演への参加等、活躍の場を拡げています。

 学校の音楽教育に邦楽が導入された事で長唄に興味をもつ若い人が僅かながらもふえてくる事を期待しています。長唄は「難しいもの」「退屈なもの」ではなく様々な曲想があり、日本人なら誰でもその音色にひかれるでしょう。長唄は日本で生まれ育った日本の音楽です。先ずよい演奏をお聴き頂きたいと思います。どうぞ東音会にお越しください。

長唄東音会会長 東音味見亨